自分の役割を知った経験です
2021/02/20

こんにちは。東京都の社会保険労務士法人アールワンの羽澤(はざわ)です。先日、学生時代にレンタカーを借りて一緒に旅をした友人から電話がありました。「俺さっき車買ったんだよ!これで俺も大人だろ!」コロナウイルスが落ち着いたら、一番に会いたい友人です。
入社から数ヶ月が経った頃に、顧問先の会社で、初めて出産をされる従業員の方へ直接手続きの説明をする機会がありました。この経験は、私にとって自分の役割を改めて考える経験となりました。
先輩の言葉
その時の私は、すべての制度や法律を伝える事ばかりを考えていました。そうして準備した資料は、我ながらわかりにくいものになってしまい、さてどうしようかと悩んでいました。
そんなときの先輩とのやりとりです。
先輩「何が目的でお時間をいただいている?」
私 「出産される方へ制度を説明して、ご理解いただくことです。(きっぱり)」
先輩「(はぁ…。)それは手段で本当の目的は安心してお任せいただくことでしょ。」
その言葉で、初めて出産される従業員の方のお気持ちを考えてみました。もし自分なら、「会社を長い間休んでもいいのだろうか?」「休んでいる間の生活はどうなってしまうのか?」「復帰した時に自分の席はあるのだろうか?」そんな心配をしながら出産の準備をすることは、とても不安です。
だから私は、制度や法律を伝えるためではなく、不安に思っていることを解決し安心していただくために伺う事にしました。
自分の役割
この経験から、お客様からご相談をいただいたときに、もし自分だったら何が一番不安に思うかを考えてお話を伺うようになりました。
会社の中では、結婚や出産、怪我や病気、入退社など、様々な事がおこります。私たちは、そのような、人の生活に関わるご相談をいただいています。だからこそ、ただ制度や法律を伝えるだけではなく、もし同じ立場だったらと自分のこととして共に考えて、解決していく事が役割なのだと感じます。お客様にとって「この人になら任せることができる」と信頼していただける存在でありたいです。

社会保険労務士法人アールワン 羽澤 洸也(はざわこうや)
入社3年の25歳です。正確かつ迅速に仕事を進めることに、いまは全力を注いでいます。お客様と直接お目にかかる機会が増えており、そのたびに仕事への思いの強さに圧倒される日々です。お客様に必要としていただける社労士を目指して精進します。引退してから約7年たった水泳を趣味として再開しました。もう一度あの頃の様に泳げるよう頑張ります。
140社の人事労務をサポートする、東京都千代田区の社会保険労務士法人アールワンが提供。人事労務ご担当者の方の実務に役立つ情報をお届けします。
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