アールワン日誌 Blog

人材育成は植物を育てることと重なります。

2020/07/20

人材育成は植物を育てることと重なります。 - 社会保険労務士法人アールワン | 東京都千代田区

こんにちは。東京都の社会保険労務士法人アールワンの高澤(たかさわ)です。例年の5月から6月は、新緑の香りに、この季節ならではの気持ちよさを感じていました。今年はマスクにガードされ、その楽しみは半減。来年こそ思いっきりあの香りに浸りたいものです。

話題の雇用調整助成金は、複数回の特例措置の拡大、緊急対応期間の延長により、もはやなんでもあり?と言える内容になりました。ブログのテーマ、いまさら雇調金でもないかな・・、と思っていると、人材育成にお悩みのお客様からお電話が。

「何度言っても改善がない、変化がない、人の話を聞いているのかいないのか。」等々。

そのことで浮かんできたのは、25年前の自分の姿です。

 

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表面的に「はい」といいながら。

当時、私は会計事務所で働いていました。目標や目的があるわけでもなく、昼休みにカロリーメイトを食べながら税理士の試験問題に取組む同僚を横目で見、雨の朝は靴が濡れるから休みたいなあと思い、まるでやる気のない一職員でした。

そんな自分でも給与が支払われ、書類作成をはじめとする教育が行われていました。

当時の所長は実務的に細かいことは言わず、ただ提出書類に対しては、再三、「形を整えなさい」ということ言われる方でした。私は「はい」といいながら、心の中では(十分整っているけど。いつもうるさいなあ)としか思っていなかったのです。

 

経験と合わさって気づく

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そんな自分が社労士として独立して数年がたったある日、ある出来事から「形を整える」ことの意味が「わかった」瞬間がありました。それは頭で理屈をこねたわかったではなく、腹の底からの「わかった」です。そのことは、確かに自分の考え方に影響を及ぼし、自分のひとつの軸になるものでした。

ああ、こういうことだったのかという気持ちを所長に伝えようとしたのですが、病気になられておられ、残念なことにお伝えできる状態ではありませんでした。

 

雇った側の責任とは

雇った側の責任というと、雇用を守ることは当然であり、それ以上に大事なことはその人の稼ぐ力を身に着けさせること、より有益性を持つ存在にすることだと思っています。それは、能力が高い、スキルがある、実務がよくできます、だけでは全く不足で、その人が持つ考え方、価値観こそがその人の有益性を決めるのだと、これまでの経験から感じています。そのため、そこがずれている事象に対しては、うるさがれようと、くどいなと思われようと、相手に関わっていかざるを得ません。

そんな中で、人を育てることにせっかちになっているな、と気づくのは、自分の発する「なぜ」が、WHYではなく、責め口調の「なんで」になっている時です。効率・能率を求める企業活動で、悠長なことを言ってはいられません。しかし、こと人材育成は、レンジでチンとするようにはいかない領域です。

そんな時は、かつての自分を思い出します。その一言が腑に落ちるのに何年もかかったのだから。自分が発した言葉や行動は、蒔いた種は、芽が出ないかもしれない。でも一つでも、何十年後でも、自分が存在しなくなってからでも、その人の経験と重なって、あ、そういうことか、という時がくるかもしれない。そして、そのことがその人の生きる力のささやかな一つになるかもしれない。ならないかもしれない。

ぶれることなく一つのことを言い続けていた所長は、私に種を蒔いてくれたのだと今になって気づきます。

 

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代表 高澤 留美子(たかさわるみこ)のイメージ

執筆者

社会保険労務士法人アールワン 代表 高澤 留美子(たかさわるみこ)
社会保険労務士事務所を開設して、はや24年。最初の事務所は自宅の子ども部屋でした。現在ご契約いただいている約140社のお客様にとって本音でつながっている「パートナー」となれるよう、スタッフたちと日々奮闘しています。モットーは「人間万事塞翁が馬」です。